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おもしろ部門 ほう…?ここが幻想神域か…
  • ニックネーム モエポーク伯爵
  • 投稿日時 2014-02-25 03:46
「さて、ここで良いか」<br />
場所を定めると、私はその場に腰を下ろした。<br />
ここは聖都ナディアの露店区域である。無論私も冒険での戦利品を売り出す為ここを訪れた次第だ。<br />
いざ商品を売り出そうとしたその時である。<br />
突然一人のお嬢さんが駆け寄って来たかと思うと、何と私の頭をスカートの中へすっぽりと納めてしまったではないか!<br />
「ああ^~」<br />
あまりに唐突な出来事に、口から漏れ出たのはそんな感嘆とも感動とも言えぬ、まるで魂が天界へと召されるかのような恍惚とした声だった。<br />
「これが……幻想神域……!」<br />
私は目の前に広がる幻想的な光景に思わず生唾を飲み込んだ。<br />
どんなものが見えたのか――。<br />
それはキミ自身の目で確かめてくれ!!<br />
<br />
それからというもの――私は幻想神域に囚われてしまった。<br />
いくら振り払おうと、あの光景が浮かんでくるのだ。まるで網膜に焼き付いたかのように。<br />
ならば追求せねばなるまい。幻想神域、その真理を――。<br />
<br />
~モエポーク=ポークビッツ伯爵の手記より抜粋~
「さて、ここで良いか」
場所を定めると、私はその場に腰を下ろした。
ここは聖都ナディアの露店区域である。無論私も冒険での戦利品を売り出す為ここを訪れた次第だ。
いざ商品を売り出そうとしたその時である。
突然一人のお嬢さんが駆け寄って来たかと思うと、何と私の頭をスカートの中へすっぽりと納めてしまったではないか!
「ああ^~」
あまりに唐突な出来事に、口から漏れ出たのはそんな感嘆とも感動とも言えぬ、まるで魂が天界へと召されるかのような恍惚とした声だった。
「これが……幻想神域……!」
私は目の前に広がる幻想的な光景に思わず生唾を飲み込んだ。
どんなものが見えたのか――。
それはキミ自身の目で確かめてくれ!!

それからというもの――私は幻想神域に囚われてしまった。
いくら振り払おうと、あの光景が浮かんでくるのだ。まるで網膜に焼き付いたかのように。
ならば追求せねばなるまい。幻想神域、その真理を――。

~モエポーク=ポークビッツ伯爵の手記より抜粋~
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